私は現在、地元の調剤薬局で管理薬剤師として働いています。大学卒業後、新卒で化粧品の開発をしている企業に勤務をしていましたが、約1年前に現在の調剤薬局へ転職をしました。
転職理由は、多忙すぎて休暇が取れなかったこと、それから給与・待遇面での不満でした。現在では転職をして本当に良かったなと思いますが当時は転職するかどうかかなり悩んだのを思い出します。転職希望先の薬局での業務に対応できるのか!?
転職した途端に会社が倒産してしまったらどうしよう…など、
どうしても転職に失敗したケースばかり考えてしまっていました。
ただ、このような不安は私がお世話になった薬剤師専門の転職支援会社のおかげで 払拭されることになるのですが、こういった転職支援会社は結構沢山あり、どこでも良いわけではない、ということを後で知ることになるのです。 詳しくは順番にお話していきますが、このサイトでは同じ薬剤師として働く仲間で同じような転職の不安と期待を持っている方へ、転職活動中に私が懸念していたこと、躓いてしまったポイント、そして、満足いく転職を実現させるコツを公開したいと思います。
まず大事なのは、転職の目的と希望する条件の優先順位を決めておくことです。『給料、休日休暇、やりがい、通勤距離、働き方、安定性、人間関係…』など、転職したいと思ったのには何らかの理由がありますよね?
その中で、これだけは譲れない!という条件を決めておきます。
例えば、『年収は500万円以上は欲しい』、『土日は休みたい』、『子供がいるけど正社員で働きたい』
『自宅から30分以内の通勤を希望』、『経営状態が安定している』こういった転職をするにあたっての条件を
自分の胸に聞き、しっかりと決めておいてください。
次に大事なのは、どのジャンルの薬剤師として働くかです。私は病院薬剤師になるか薬局薬剤師になるか迷いました。結局、興味があった薬局薬剤師を選択したのですが、自宅からとても近かったこと、今よりも収入がアップすること、経営基盤が安定していることが転職を決定つけた要因でした。
転職の目的と希望条件を決めたら、薬剤師専門の転職支援会社を活用します。
一般的には、求人誌・ハローワーク・知人の紹介などがありますが、私のおすすめは専任のコンサルタントがいる転職支援会社を利用するのがポイントです。
コンサルタントがいることのメリットは、次のような理由からです。
1.転職先の会社の情報を事前に聞ける
良くある失敗が、転職した先が経営難で倒産してしまった、
最初に取り決めた待遇や職場環境。条件面がかなり違う、などです。でも、これは仕方のないことです。なぜなら、自分一人でいきなり転職活動をし面接をした場合、 面接の場で、『あなたの会社の経営状態は大丈夫ですか?』とか誰も聞けません(笑)
また、求人誌や企業のホームページにも情報は掲載されていますが、おそらく良いことしか書かれていません。
これに対して、会社と自分の間に入ってくれるコンサルタントがいる場合は転職先の経営安定度や離職率など事前に情報をもらえますし、気になる点はさらに突っ込んでの質問ができます。このため、思っていた条件と違っていた、という転職での失敗リスクを最小限にすることができるようになります。
2.高い給与の 『ホントの理由』 を確認できる
最近よく目にする、『年収700万以上』という条件。 高給与であるため非常に魅力的ですよね。
でも、高給与の理由が『残業がとても多い、
薬剤師が一人体制、土日出勤が当たり前、休日がほとんど取れない、
駅から遠くて不便、
離職率が異常に高い職場』、
などなどネガティブな要因の裏返しであることが多々あります。
もちろん、自社ビルを所有しているような高収益な企業であるため、
薬剤師へ高い給料を払えるところも沢山ありますが、
ここまで深い事情というのは、実際に入社してみないと分かりません。
その点、専任のキャリアコンサルタントがいると、 高給料である理由はなんなのか?ということを事前に確認できるので高給与に釣られて入社したら大失敗、というリスクを最小限にできるようになります。
3.コネ入社と同じような役割が期待できる
ある企業へ2回も採用を試験を受け、2回とも不採用になった方がキャリアコンサルタントが間に入り、採用側の担当者と話をした結果、
見事に採用された、という事例があります。
これって、ある意味 『コネ入社』 と同じですよね?
なぜ、こういったことが可能かというと、
転職支援会社のキャリアコンサルタントというのは、普段から企業側の採用担当者から採用条件の依頼を受けたり、
転職者の情報提供をしたりと、密接な関係を構築しています。
つまり、人間関係と信頼関係がすでに構築されているため、 『〇○〇のコンサルタントの△△さんがそこまで言うなら採用してみるか…』
となるわけです。
1.転職したい時期を想定しておく
一般的に求人情報というのは流動的で、情報更新の頻度が高いです。
このため、3ヶ月ぐらい経過すると求人企業がガラっと変わってしまっていることなどは普通です。 例えば、自分にぴったりの条件が提示されている調剤薬局を見つけたのに、2ヵ月後に再度チェックしたらすでに募集終了になっていた…
ということはよくあります。
そうならないように、転職できる体制が整ってから転職支援サービスに登録すると無駄な時間をかけないですみます。
2.応募はインターネットから行うべき!
これは、希望条件の食い違いトラブルを防止するためです。
転職支援サービスの登録は電話でも可能ですが、電話の場合は希望条件の言い間違い、聞き間違いのリスクがあります。
『年収700万を希望したのに、400万になってしまった…』という悲惨なことが起きないよう、きちんと記録を残すためにインターネットのフォームから応募しましょう!
3.一つではなく二つの転職支援サービスに登録する ※重要
誰もが良い条件で転職したいですよね。
それには主導権を自分がもつことが必要になります。
では、どうすればよいのか?
それは、二つの薬剤師転職サービスに登録することです。
これは、それぞれが抱えている求人案件が異なるので、できるだけ良い条件の調剤薬局を紹介してくれるほうを利用すればよいのです。
ここでは、大事なテクニックとして転職支援サービスのウラ側(仕組み)を書いておきます。転職支援サービスというのは、私達薬剤師を病院や調剤薬局に紹介することで、紹介報酬を受け取ります。
つまり、複数ある転職支援サービスの会社から自分の会社を利用して転職してもらわないと売上があがらない仕組みになっています。
二つの転職支援サービスに登録するのは一つだけに登録した場合、転職支援サービス側が繁忙期になってくると対応に時間がかかり、優先順位が落ちてしまうことがあります。これは言い換えれば、自分のライバルの薬剤師が、良い条件の転職先の面談を今現在受けている状態ともいえますよね!?このように、条件の良い会社はすぐに誰かに取られてしまう可能性があるということを覚えておいてください。
なお、あまり多くの薬剤師転職サービスに登録しすぎると、今度はその対応で自分の時間が削られてしまいます。ですから、良い転職先を多数保有している、厳選された会社を絞って二つ登録するのがオススメの方法といえるでしょう。
私が利用した転職支援会社は、薬剤師専門の『エムスリーキャリア』と『マイナビ薬剤師』というところです。
★ 最短3日、スピード転職に強い
「 最短3日で転職させた実績あり 」
★ 電話連絡で転職活動ができる
「 忙しい薬剤師のために電話面談も可能 」
★ 非公開の優良案件数が多い
「 病院と密な関係があるため良い求人案件が多い 」
★ エムスリーグループで信頼度が高い
「 上場企業でもあり、医療機関から高い信頼性 」
★ 医療従事者専用で日本最大規模
「 20万人以上の薬剤師、医師、看護師が登録中」
エムスリーキャリアは、m3.comという東証一部上場のエムスリーグループが運営していて、20万人以上の医師が登録中の医療従事者専用の薬剤師専門転職支援サービスという位置付けのようです。全国エリアで求人を探せるほか、職種も、『調剤薬局の求人』、『OTC求人』、『病院薬剤師の求人』、『企業薬剤師の求人』、『漢方薬局薬剤師の求人』、『管理薬剤師の求人』など多岐にわたっているのも良いですね。その他の特長としては、下記のような感じです。
・日本全国の地域専任薬剤師コンサルタントが、1件1件の薬局の雰囲気などをチェック
・年収650万以上、週休2日、社宅完備、管理職採用など好条件を常時8000件保有(非公開求人)
・平均1〜2週間で入職でき、入職後の満足度も『93.6%』と高い数字
・電話面談後の『82.5%』が入職という高い内定率
個人的には、登録後に電話ですぐに求人案件を紹介してくれるのがとても魅力的でした。やはり、多忙ということもあり、転職支援会社まで足を運ぶのが煩わしい時がありますからね・・・。それから自宅から近い優良薬局を紹介してくれたのもポイントが高かったです。
★ 全国11000件以上の求人案件
「 非公開求人が6割を占める 」
★ マイコミグループの信頼性
「転職サイトで有名な大手マイナビの運営」
★ 利用者の94%が満足
「 病院と密な関係があるため良い求人案件が多い 」
★ 1分で登録完了
「 インターネットで簡単に登録できます 」
★ 電話と来社で求人案件を紹介してもらえる
「 都合にあわせて電話と直接面談の選択できる」
マイナビ薬剤師は、転職サイトで有名な『マイナビ』のマイコミグループが運営をしています。(イメージキャラクターはプロゴルファーの石川遼選手)
ここの特長は、下記のような感じです。
・公開求人案件と非公開求人案件の両方を提供
・薬剤師の定着率をもっとも大切にして紹介
・来社での転職相談のほか、地方や多忙を理由に電話だけでも求人相談が可能
個人的には、非公開案件を多数保有しているところが魅力でした。
ご存じだと思いますが、2006年より薬科大学が6年制となり、2012年の4月には卒業生が社会に出てきます。これらの影響により、需給バランスが崩れて薬剤師が余るのではないか、という懸念事項があります。正直なところその時になってみないと分からない問題ですが、個人的な見解として一部はあっていると思います。
2012年は社会人経験はない子達ですから、すぐに私達キャリアのある薬剤師の立場が脅かされることはないと思います。ただ、3年ぐらい経過した2015年ごろには社会人としての経験を積み、転職を考えているようになる人も増えてくると思います。そうなると、現在の薬剤師売り手市場から買い手市場へとシフトしてくるようになるのではないでしょうか。そうなれば、当然のことながら給料の設定はいまよりも格段に低くなるでしょう。
その時に、新しい職場できちんとしたキャリアを積み、確固たる地位を気付いていれば、そんなに簡単に人材をチェンジできるものではありません。ですから、ある意味、今は転職を希望している人にはかなりベストなタイミングともいえます。今の職場環境や待遇に満足できない方は現在募集中の優良な薬剤師案件をチェックしてみてはどうでしょうか!?
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〇 私が利用した転職支援会社
『エムスリーキャリア』
『マイナビ薬剤師』
ちなみに、今回の転職支援会社は登録・各種手続きなど全て無料で利用可能です。(料金は採用側が払う仕組みになっているため)
Copyright 薬剤師転職のウラ知識|薬局薬剤師の転職で失敗しないために知っておくこと 2011